ディレクターの小出です。
今日から2月。
「一月往ぬる二月逃げる三月去る」とはよく言ったもので、あっという間に1月が終わってしまいました。時が経つのは早いものです。
かつて2/1は、「重ね正月」あるいは「一夜正月」と言って、厄年の人のための2回目の正月を行う風習がありました。
これは、1/1を迎えると年齢を加算していた数え年で年齢を数えることが一般的だった頃、厄年となった人が、2回目の元日としてひとつ歳をとらせ、厄年を早くやり過ごそうとする風習のこと。
本来なら1年続く厄年が、たった一月で終わるのですから、大変に便利というか、都合の良い風習です。
もともと厄年は、中国伝来の陰陽五行説が起源と言われており、現在のような厄年の考え方ができあがったのは、江戸時代中期から明治時代の頃。
この年回りになると共同体の中で重要な役割や神事に関わる役目を担うことから、厳重な物忌みなどが求められていましたが、だんだんと元の意味を失い、身を慎む習慣だけが残ったと言います。
当時の人々の平均寿命が、40代前後であったことなどから、健康に注意すべし、という注意・警告の意味も込められていたという説もあります。
最近では、医療の技術や生活環境も変わり、現代に則したあらたな厄年を提唱する動きもあります。
株式会社エバーライフが2012年4月に設立した年齢研究所では、75万人のレセプトデータ(診療報酬明細書)を元に、男性24歳・37歳・50歳・63歳、女性25歳・39歳・52歳・63歳を「新厄年」として、「体調を崩しやすい」「大病を患いやすい」年齢として注意を促しています。
平均寿命が80歳を越えた現在では、この年齢を基準に感がたほうがいいのかもしれませんね。
さて、今から313年前の今日、 ロビンソン・クルーソーのモデルといわれているスコットランド人船員のアレキサンダー・セルカークが太平洋の無人島で発見されました。
ロビンソン・クルーソーのお話ってみなさん覚えてますか?
無人島に漂着した船乗りロビンソン・クルーソーが、28年間無人島で暮らすというお話でしたね。
今日は、このお話のモデルではないかと言われている「アレキサンダー・セルカーク」についてお送りします。
La increíble vida de Alexander Selkirk, el verdadero Robinson Crusoe – Cautivador De Sentimientos
https://asayamind.com/
ロビンソン・クルーソー「実在神話」の真相 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/
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