Blooming Days+,Jun’15 | 倉嶋桃子|79.1MHz KOCOラジ

Blooming Days - 日々是好日 -

Blooming Days+,Jun’15

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2021年6月15日(火)

みなさん、こんにちは。倉嶋桃子です。

福島県東白川郡矢祭町などを流れる久慈川では、6/6に東北地方で最も早く「アユ釣り」が解禁されたというニュースがありました。

矢祭町の中央を流れる久慈川は、八溝山の山麓を源とし、その長さは124km。
水がきれいで良い苔ができ、それを食べて成長する久慈川の鮎は味も姿も日本一と言われ、アユ釣りのメッカとして知られています。
矢祭町の名前の由来となった「矢祭山」一帯は、奇岩怪石に富んだ雄大な景勝地であり、初夏に釣りを楽しむ人の姿は風物詩の一つとも言われています。

昨年は新型コロナウィルスの影響で中止となっていたセレモニーですが、今年は無事に開催され、釣り場を管理する久慈川第一漁業協同組合長の古市さんは、「アユは順調に育っている。コロナの疲れを吹き飛ばす勢いで釣りを楽しんでほしい」と挨拶されていました。
ちなみに、解禁日に一番釣果をあげた方は、本流を避け支流で釣っていた方で、約60匹だったとか。

「アユ」は、北海道・朝鮮半島からベトナム北部まで東アジア一帯に分布し、日本がその中心です。
石についた藻類を食べるという習性から、そのような環境のある河川に生息し、長大な下流域をもつ大陸の大河川よりも、日本の川に適応した魚と言われています。
ちなみに、2017年天然アユの漁獲量は、1位茨城県、2位神奈川県、3位栃木県となっています。

10月から12月の産卵期に川で生まれたアユは、数日のうちに海あるいは、河口域に流れ着き、冬の間は、餌となる動物プランクトンの豊富な海水の暖かい沿岸域で過ごしていて、あまり沖合にでることはなく、推進10mまでの浅い海域を生息場としています。

春、河川の水温が8-10℃を上回るようになると、海から遡上を始めます。
活発な遡上が行われるのは14-17℃程度で、20℃を超えると遡上期も終盤となりますが、例外として小型のアユは真夏でも遡上したり、12月から1月に生まれたアユは、7月になっても活発に遡上することがあるようです。

アユが生まれた川へ帰るかどうかは古くから問題になっていたようですが、サケのような能動的な回帰はできないと考えられており、海では沿岸域に張り付くように生活していることから、生まれた川からあまり遠くには行かず、結果的に遡上期になって最寄りの川に上ったらそこは「生まれた川」であったというような可能性が高いと言われているようです。

成長したアユは、川で生活しますが、特に体が大きくなった何割かの若魚は、餌の藻類が多い場所を独占して縄張りを作るようになります。
縄張りを持つようになったアユは、黄色味を帯びると言われていて、特にヒレの縁や胸にできる黄色い斑は縄張りを持つアユのシンボルとも言われているとか。
これは、アユの視覚は黄色を強く認識する性質があることから、それによって各個体の争いを回避していると考えられているようです。

縄張りは1尾のアユにつき約1m四方ほどで、この縄張り内に入った他の個体には、体当たりなどの激しい攻撃を加えることから、この習性を利用して、「友釣り」という方法で釣りが行われます。「友釣り」とは、釣ろうとしている野性のアユの縄張り内に、釣り人が用意したオトリのアユに掛針をつけて進入させ、それに対して野性のアユは追い払おうとして体当たりしたところを引っ掛けるという釣り方だそうです。

奥久慈県立自然公園など、絶景が連続するこの渓谷は「奥久慈渓谷美の締めくくり」と言われ、古くは平安時代、奥州合戦の帰路、この地を訪れた八幡太郎義家が、その景観に感動し勝利の矢を奉納したという逸話も残っています。
他にも、町内には、四十八滝が連続し東北最南端の秘境といわれる「滝川渓谷」や、地元産のそば粉を使った十割そばが味わえるほか、東舘温泉、全天候型のテニスコート、展望台などの施設もあり、アユ釣り以外でも楽しめる場所があります。

久慈川上流の遊漁期間は、6/6午前5時から12/31までとなっていますが、釣り以外でも四季折々楽しむことができます。
以前、川魚料理などを食べに矢祭町周辺まで足を伸ばしたことがありましたが、その後しばらく行っていません。
久しぶりに行って地元のお料理や自然を堪能してみたいと思います。

参考資料

矢祭・久慈川で「アユ釣り」解禁 愛好者歓喜、東北で最も早く:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
https://blooming-days.njs.xyz/9jk4

久慈川の四季「2021年6月8日あゆ釣り解禁3日目」 | 矢祭町公式ホームページ
https://blooming-days.njs.xyz/vp39

全国鮎釣り解禁2021 河川情報一覧表【東日本エリア/東北~関東】 | TSURINEWS
https://tsurinews.jp/162215/

アユ – Wikipedia
https://blooming-days.njs.xyz/x8t4

鮎の漁獲量の都道府県ランキング(平成29年) | 地域の入れ物
https://blooming-days.njs.xyz/wzjz

たかはし河川生物調査事務所●アユの生活史
https://hito-ayu.net/introduction01.html

友釣り – Wikipedia
https://blooming-days.njs.xyz/9ocd

それでは、本日の放送内容です。

紅生姜のお話

今日6/15は、生姜の日。
多くの人に生姜の魅力を知ってもらうためのきっかけの日として、永谷園が2009年日本記念日協会に登録・制定しました。

制定された謂れになっているお話があります。

奈良時代、加賀国では数ヶ月間降雨がなく、草木は枯れ、たくさんの人が亡くなるという事態が起きたので、国造(くにのみやつこ)が「波自加弥(はじかみ)神社」で雨乞いをすると、37日目の満願の日に、近くの谷よりこんこんと霊水が湧き出てきました。そこで、自生する生姜を献上して感謝の祭りを行った日が6月15日であったことに由来しています。
現在でも、生姜の古名である「薑(はじかみ)」を名乗る石川県金沢市の「波自加弥神社」では、生姜を祀る「はじかみ大祭」というものが行われています。

他、倉嶋とディレクター小出との詳しいお話の内容は、ポッドキャストをお聴きください。

参考資料

生姜の日|「冷え知らず」さんの生姜シリーズ|商品ブランド|永谷園
https://blooming-days.njs.xyz/1jbh

はじかみ大祭  | 波自加彌神社 | 金沢市
https://www.hajikami.org/hajikamitaisai

素朴な疑問 QA849
https://blooming-days.njs.xyz/7tqq

生姜と薬味のお話

生姜はメインの食材というよりは、薬味や食材の臭みなどを消す材料、また香辛料の一つとして使われることがほとんどです。

お刺身などでも青魚には生姜、それ以外はワサビと一般的には使われていますが、何が正解なのかはよくわかっていません。

他、倉嶋とディレクター小出との詳しいお話の内容は、ポッドキャストをお聴きください。

参考資料

ショウガ – Wikipedia
https://blooming-days.njs.xyz/8ajm

薬味の歴史と夏の薬味-2013年7月
https://blooming-days.njs.xyz/mckk

漁師おすすめ!お刺身の薬味 | いきいき七尾魚
http://www.nanaosakana.jp/?p=3266

地廻り醤油と江戸の刺身料理|日本食文化の醤油を知る
https://blooming-days.njs.xyz/6051

豚の生姜焼きのお話

生姜といえば、忘れてはいけないメニュー「豚の生姜焼き」があります。
定食メニューとしてもよく知られているこのお料理ですが、いつ頃からあるお料理なのかご存じでしょうか?

豚の生姜焼きの元祖と言われているのは、昭和26年創業「銀座 銭形」。
大衆小説として人気だった「銭形平次」にあやかり、「大衆にいつまでも愛される店にしたい…」という店主の願いから屋号をとったと言われています。

『銭形』の創業者である齋藤益夫氏は、自身の修行時代、勤めていたお店の料理長がメニューの研究をしているのを見ていた時に、豚ロース肉を醤油のタレにからめて焼いたものがあり、食べた時の美味しさに感銘を受けて、『銭形』開業時からのメニューに加えたとか。

昭和時代までは関東地方周辺のローカルメニューであったとのことですが、全国チェーンの外食産業の発達に伴い、現在は全国的に定番の豚肉料理となっています。

他、倉嶋とディレクター小出との詳しいお話の内容は、ポッドキャストをお聴きください。

参考資料

生姜焼き – Wikipedia
https://blooming-days.njs.xyz/jevc

銀座・銭形のホームページ
https://www.ginza-zenigata.com/

さて、今回は、「生姜の気になるお話」をテーマにお送りいたしました。

番組では、放送内容他、ポッドキャストのみ聴くことができる放送内容の予告、放送を振返る放送後記、そして、毎週月曜日に放送しているFMひがしくるめの放送内容など、ポッドキャスト配信をしています。

皆さんのお好きな時間に、お好きな楽しみ方を、ぜひお試しいただければと思います。

Podcast

放送をお聞きいただいた皆様、メッセージをいただきました皆様、本日もありがとうございました。

番組では、特設サイトのメッセージボード、または、KOCOラジの メッセージフォームにて、皆様からのメッセージ、ご感想をお待ちしております。

次回も、「Blooming Days PLUS-日々是好日-」で、皆様とお耳にかかれることを楽しみにしております。