Blooming Days+,March’30 | 倉嶋桃子|79.1MHz KOCOラジ

Blooming Days - 日々是好日 -

Blooming Days+,March’30

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2021年3月30日(火)

みなさん、こんにちは。倉嶋桃子です。

3月もいよいよ終わりとなります。
今年は関東地方では桜の開花が例年に比べるとだいぶ早かったのですが、東北地方にも桜前線が上っていく時期ですね。

さて先日、さいたま市を電動自転車で走っていると、木が比較的密集している場所の一角から「ホーホケキョ」と聞こえ、私にとっては今年初めての鶯の鳴き声でした。

鶯は別名「春告鳥(はるつげどり)」とも呼ばれ、昔から春が来たことを教える役目の鳥とも言われています。
鳴き声はよく聞こえますが、実はなかなか姿を見ることができないため、英名では「Bush Warbler(藪の中でさえずる鳥)」となっているようです。

鶯は、北海道から九州まで広く分布しており、鳴く時期は沖縄や九州は例年2月頃から、西日本から東日本は3月、北日本では4月~5月頃、そして、10月頃まで鳴いていることがあるそうです。
ただし、北海道や本州の雪深い寒冷地では、冬になると温暖な地方に移動するため、鳴き声が聞こえる時期も本州よりは短いようです。

よく春に聞く「ホーホケキョ」という鳴き声は、「さえずり」と言われる鳴き方で、縄張り内を見張っているオスが縄張りをアピールしているほか、巣に餌を運ぶメスに対し「今のところ縄張り内に危険はないよ」という合図の意味があると言われています。
他にも、「ケキョケキョケキョ」という鳴き声は、「地鳴り」と呼ばれ、縄張り内に侵入したものへの威嚇を意味し、これを合図にメスは自身の身の安全を確保し、外敵に巣の位置を知られないようにと餌の運搬などを一時止めて、身を潜めたりするそうです。
また、非繁殖期は「チャッ、チャッ、チャッ」と舌打ちをするように鳴く鳴き方をしていて、冬には笹や藪の中で鳴くことが多く、別名「笹鳴き(ささなき)」とも言われ、俳句の冬の季語としても知られています。

私が実家に住んでいた頃は、裏に竹藪がありその中から鶯の声が聞こえてくることがよくありました。
鳴き始めた頃はあまり上手ではなく、聞いていると「あれれ?」と思うくらい個性的な鳴き方をするものもいたりします。

人が多い地域になればなるほど、聞く機会は少なくなりますが、春を五感で楽しむ一つとしては欠かせない「春の音」かと思いますので、鶯のさえずりが聞こえたら、声がする辺りの様子を注意深く観察してみるのもいいかもしれません。

参考資料

ウグイス(Wikipedia)
https://blooming-days.njs.xyz/tix9

目に見えるいきもの図鑑-ウグイス-
https://orbis-pictus.jp/article/uguisu.php

消えたウグイスの声の謎
http://www.koueki-suntory-aityou.jp/topics/1402.html

それでは、本日の放送内容です。

世界の香しい食べ物について-その1-

昨日のFMひがしくるめの放送では、「江戸の庶民からアフリカ人まで虜にする納豆のお話」をテーマに納豆のお話をいたしました。

納豆というと、粘りやあの独特の匂いのせいで、嫌いな人も多い食べ物ですが、今日のココラジは、世界の香しい食べ物をテーマに、世界各地にある美味しいけれども癖のある食べ物についてお送りいたします。


世界で一番香しい食べ物について

今日は、臭いを客観的に数値化するために開発された装置アラバスターが算出する臭いの数値を元に、TOP5をご紹介します。

第5位 加熱済みのくさや。【日本】1267Au(アラバスター)。

くさやは、魚類の干物の一つで、伊豆諸島の特産品でもあります。
ムロアジやトビウオ、シイラなどの新鮮な魚を「くさや液」と呼ばれる魚醤に似た独特の匂いや風味をもつ発酵液に浸した後これを天日干しにした食品のことです。

味は塩辛いながらもまろやかさがあり、味わいから感じるほど塩分は高くはありません。
独特の匂いによって好き嫌いが分かれるが、日本人が好きな発酵した魚の香りやうま味から、ご飯のおかず以外に、「島焼酎」と呼ばれる伊豆諸島産の焼酎や、コシの強い(乳酸の多い)日本酒によく合うとされています。

くさやを作る時に使う、くさや液は、魚の干物を浸すための塩水を繰り返し使用してきた発酵液のことで、茶褐色の粘り気のある液体で魚醤に近い風味があるそうです。
古いものほど旨味が出るとされていて、中には200年も300年も続くものもあり、製造業者はこの液を家宝として、くさや液の製法は各店の秘伝として、代々受け継がれているとか。

一般的には新島産の物がもっとも匂いが強いと言われていて、伊豆諸島の一般家庭でも、代々くさや汁を受け継ぎ、家庭でくさやを作っている家もあり、昔は嫁入り道具の一つとなっていたそうです。

続いて第4位 キビヤック【北極圏】1370Au(アラバスター)。

キビヤックとは、グリーンランドのカラーリット民族やカナダのイヌイット民族、アラスカ州のエスキモー民族が作る伝統的な漬物の一種、発酵食品です。

海鳥(ウミスズメ類)をアザラシの中に詰めこみ、地中に長期間埋めて作ります。
60~70羽ぐらいのアパリアスと呼ばれる海燕(うみつばめ)の一種を日陰で一日ほど放置したものを、内臓と肉を取り除いたアザラシの腹中に詰め込み、アザラシの腹を縫い合わせます。
このアザラシを土の中に埋め、3年ほど発酵させると出来上がりです。

食べ方に特徴があり、アパリアスの尾羽を除去した後、総排出口(アザラシの肛門)に口をつけて発酵して液状になった内臓をすすって食べます。
また、肉も、皮を引き裂きながらそのまま食べ、歯で頭蓋骨を割り中身の脳味噌も食べるそうです。

発酵により生成されたビタミンを豊富に含むため加熱調理で酸化・分解してしまった生肉中のビタミンを補う機能があるとされ、かつては極北地域において貴重なビタミン源の一つだったそうです。
誕生日、クリスマス、結婚式や成人式などの祝宴の席でよく出されるお料理だそうです。

日本を代表する冒険家の植村直己さんはグリーンランドで実際にキビヤックを食べ、好物のひとつとして挙げるほど気に入っていたそうです。
臭気に慣れれば味は濃厚な鶏肉のようだ、と感想を漏らしていたとか。

他、倉嶋とディレクター小出との詳しいお話の内容は、ポッドキャストをお聴きください。

世界の香しい食べ物について-その2-

いよいよTOP3の発表です。


続・世界の香しい食べ物について

第3位 世界で一番臭いチーズ。エピキュアーチーズ【ニュージーランド】1870Au(アラバスター)。

酪農大国ニュージーランドで作られているハードタイプのチーズです。
原料は牛乳ですが、缶詰の中で発酵させるため、乳酸菌発酵に伴う炭酸ガスや硫化水素などにより缶詰は膨満し破裂しそうな形状になっています。
味は酸味が強くがコクがあり、においはどんなチーズより強烈ですごみを帯びているといいます。

ただ、残念なことに現在入手するのは困難で、現在流通しているエピキュアーチーズの多くはパック包装されたもので匂いはそれほど臭いものではなく、食べやすい仕上がったものになっているそうです。

続いて第2位 ホンオフェ【韓国】6230Au(アラバスター)。

ホンオフェとは、ガンギエイの刺身、あるいは切り身を壷などに入れて発酵を促進させた食品。
韓国南部、木浦地域周辺の郷土料理で、ガンギエイを発酵させた保存食です。
エイの肉を壺等に入れて暗所に置いて10日ほど待ち発酵させることで完成します。
エイの体内には尿素が含まれており、発酵させることで加水分解され、この発酵時に発生するアンモニア臭が世界で2番目に臭い食べ物の理由となっています。

この強烈なアンモニア臭は臭いだけでなく口に入れてからも続き鼻や喉の粘膜に激烈な刺激を与えるそうです。
アンモニアはそもそも人体に有害な物質で、液体が目に入った場合最悪失明することがあるともいわれています。
その為、ホンオフェを長く口内に入れておくとただれる恐れもあるそうです。

第1位 シュールストレミング【スウェーデン】8070Au。

シュールストレミングは、主にスウェーデンで生産・消費される、塩漬けのニシンの缶詰。

開封する際は、そのガスによって汁が噴出すると臭いが広範囲に拡散するため、屋外で開けることが推奨されている。
その匂いは魚が腐った臭い、または生ゴミを直射日光の下で数日間放置したような臭いともいわれていますが、ニシンの味自体はクセになる美味しさだそう。

臭いのもとである汁を除いて、パンにジャガイモ、チーズなどとあわせて食べると絶品ともいわれています。

他、倉嶋とディレクター小出との詳しいお話の内容は、ポッドキャストをお聴きください。

世界の香しい食べ物について-その3-

本来人間には、食べ物の匂いで、食べていいもの悪いものを判別する本能があると思いますが、何も前情報もなければ、納豆ですら食べることをためらうことでしょう。


なぜ、人間は臭いの強いものを食べようとするのか?

世の中には、臭い食べ物だとわかっているものの敢えて食べに行って「うぁー臭い」と文句を言ったり、怖い映画だって知ってるにも拘らず、わざわざその映画を見に行って泣いている人がいます。

これは、「良性のマゾヒズム」というもので、ペンシルバニア大学の心理学者であるポール・ロジン氏が提唱した「自分の身が確実に安全だといえる状況で、不快な出来事や怖い出来事を経験することは楽しく感じる」という法則だそうです。

例えば、怖いと知っているジェットコースターに乗ったり、恐ろしく辛い食べ物を食べる、などは「良性のマゾヒズム」ということになります。

今日ご紹介した臭い食べ物ですが、止むに止まれぬ状況でこういう食べ物になったっていう歴史があるようです。

本来は、塩がたくさんあれば、発酵はそれほど進まないので、匂いなんてこれほどはきつくならないということです。

例えば、「くさや」は、莫大な量の塩を年貢として収めよという命令があり、限られた塩を使いまわしているうちに生まれた味だとか。
また、「キビヤック」も寒さが厳しい極北地域で食べるものがなく、アザラシのお腹の中に海鳥を保管していて、本当であれば古くて食べないものですが、食べるものがなく試しに食べてみたところ意外に食べられたとか、「シュールストレミング」も難破した船の中にあったニシンの塩漬けをどうしても食べるものがなくて食べてみたところ、美味しくはないけれど食べられないこともないという発見をしたということのようです。

他、倉嶋とディレクター小出との詳しいお話の内容は、ポッドキャストをお聴きください。

参考資料

図録▽臭い食べ物ランキング
http://honkawa2.sakura.ne.jp/0340.html

臭いのに愛されている世界の食品 | 魚河岸ウォーカー
https://blooming-days.njs.xyz/8o1c

シュールストレミング – Wikipedia
https://blooming-days.njs.xyz/hipr

くさや – Wikipedia
https://blooming-days.njs.xyz/ifkc

キビヤック – Wikipedia
https://blooming-days.njs.xyz/c2j3

ホンオフェ – Wikipedia
https://blooming-days.njs.xyz/eedi

エピキュアーチーズってどんなもの?amazonでの通販方法や値段は?|食べ物辞書
https://blooming-days.njs.xyz/8f57

どうしても嫌いな食べ物を克服する秘訣 | ライフハッカー[日本版]
https://blooming-days.njs.xyz/x1ve

郡山市民検定

このコーナーは、郡山を離れて30年経つ倉嶋さんが、きちんと郡山のことを覚えているいるかどうか確認するコーナーです。

生まれ育った地ですから知っていて当たり前の事なんですが、もし1問も正解することができなかった場合、郡山出身の西田敏行さんのモノマネをしていただきます。

3問全問正解を累計10回獲得した場合、心躍る素敵な商品をご進呈致します。


今回も…。

お話色々と盛り沢山となったためお休みとなります。
またの機会までお待ちください。

さて、本日は「世界の香しい食べ物について」をテーマに、お話お送りいたしました。

番組では、放送内容他、ポッドキャストのみ聴くことができる放送内容の予告、放送を振返る放送後記、そして、毎週月曜日に放送しているFMひがしくるめの放送内容など、ポッドキャスト配信をしています。

皆さんのお好きな時間に、お好きな楽しみ方を、ぜひお試しいただければと思います。

見るラジオ

今回は、トルコ最大の都市「イスタンブール」の観光地を散策しながらラジオ番組を聴く、そんな気分になれるような動画を作ってみました。

使用している動画は、下記のものを使用させていただいています。

動画について

Walking in ISTANBUL / Turkey 🇹🇷- 4K 60fps (UHD)
POPtravel
https://www.youtube.com/watch?v=C796Mh7kMM8

動画内で使用している楽曲は、次世代を担うミュージシャンたちのものです。気になる曲があったらリンク先サイトを覗いてみて下さい。

動画内音楽について

Served on a Platter by Leon Laudenbach
https://artlist.io/jp/song/53228/pray

Gratitude by Aves
https://artlist.io/jp/song/59126/gratitude

Next to You by Southern Call
https://artlist.io/jp/song/60384/next-to-you

One More Note by Todd Kessler
https://artlist.io/jp/song/60249/one-more-note

Podcast

放送をお聞きいただいた皆様、メッセージをいただきました皆様、本日もありがとうございました。

番組では、特設サイトのメッセージボード、または、KOCOラジの メッセージフォームにて、皆様からのメッセージ、ご感想をお待ちしております。

次回も、「Blooming Days PLUS-日々是好日-」で、皆様とお耳にかかれることを楽しみにしております。