Blooming Days+, February’16 |倉嶋桃子|79.1MHz KOCOラジ

Blooming Days - 日々是好日 -

Blooming Days+, February’16

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2021年2月16日(火)

みなさん、こんにちは。倉嶋桃子です。

昨年、漢方にまつわるイベントへ参加した際、知り合いの方から、手作りのヨモギ湯のパックをいただき、月に一度、自分が考えた「心身のメンテナンスDAY」の時に使っています。

このヨモギ湯は、3月の季節の薬湯としても有名で、殺菌・止血収斂(しゅうれん)や、保温・発汗・解熱に効果があると言われています。
爽やかですっきりとした香りも特徴なので、気分をリフレッシュさせるにも最適かと思います。

このヨモギ湯、それほど手間をかけずに自分でも作れます。

用意するものは、茎先20㎝くらいの生のヨモギを5~6本程度。
細かく刻んで水から煮出します。
次第に色が出てきたら頃合いを見て火を止め、煮汁だけをこして、浴槽内に溜めておいたお湯に入れれば出来上がりです。

3月から5月の旬を過ぎて生のヨモギが手に入らない場合、乾燥したヨモギを使ってヨモギ湯を楽しむ事ができます。6~7月によく育った葉を摘み取り、水洗いした後、陰干しした30g程度を布袋に入れて保存しておきましょう。

これからの時期は、お散歩しながら道端で見つける機会も出てきそうですので、煮出して使う方法はすぐに試していただけるかと思います。
ただし、入浴後、湯船に残ったお湯は、そのまま放置すると浴槽の種類によってはタンニンの色が残りお掃除が大変になる場合があります。すぐにお掃除されるといいでしょう。

ヨモギは、春の食材として食べるだけでなく、薬湯としても十分に楽しめますので、今年の春は体の内側と外側からヨモギを楽しんでみてはいかがでしょうか?

参考資料

季節のお風呂:3月『蓬湯(よもぎ湯)』早春の香りを楽しみながら、冬の疲れ・コリをほぐそう!
https://tg-uchi.jp/topics/970

ハーブの女王ヨモギ 知られざる万能薬
https://www.yakusou-ten.com/yomogi

それでは、本日の放送内容です。

知らなくても困らないけど知っているとちょっとうれしい海苔のお話-その1-

昨日のFMひがしくるめでは、2/15が佃煮の原型を作ったと言われる大野佐吉さんが、現在の台東区浅草橋で佃煮屋「鮒佐(ふなさ)」を創業した日ということで、「知らなくても困らないけど知っているとちょっと楽しい佃煮」と題して、佃煮のお話を取り上げました。


魚河岸の創始者「森孫右衛門」とは

織田信長が明智光秀の謀反によって生涯を閉じた『本能寺の変』によって、徳川家康は本能寺とは目と鼻の先になる大阪・堺から、必死の思いで三河・岡崎城へと戻りました。この時、家康を助け他のが、現在の西淀川区佃に当たる大阪・佃村の庄屋、森孫右衛門さんと漁師たちでした。

助けてくれたお礼として、江戸に呼び寄せられ、漁業権や大名屋敷への出入りなど特権を与えられた森孫右衛門さんと漁師たちは、余った小魚を煮込み、非常用備蓄食にしておいたものが佃煮の始まりだと言われています。

※佃煮の名称の起こりについては、昨日のFMひがしくるめのページをご覧ください。

この森孫右衛門さん、調べてみると色々と面白いことがわかり、そのさわりをちょっとだけお話ししています。

参考資料

魚河岸の創始者 森一族
http://www.sakanaya.co.jp/history/02_01.html

森孫右衛門(1569~?)|ぶらり東京散歩 こんな所にいた! 歴史人
https://www.hummingheads.co.jp/reports/tokyo_walk/140922.html

知らなくても困らないけど知っているとちょっとうれしい海苔のお話-その2-

先ほどは、佃煮の原型は大阪にあり、キーパーソンとして徳川家康につかえた、大阪佃村の庄屋・森孫右衛門さんにスポットを当てて取り上げました。
ここからは、海苔の佃煮についてのお話進めて参ります。


海苔の佃煮の歴史

海苔そのものの歴史は意外と古くからあり、710年平城京が開かれた際には、海藻類を売る「にぎめだな」(たな=お店)があり、その後できた平安京の市場には、海苔や昆布を佃煮のように加工したものを売るお店「もはだな」が設けられていました。
しかし、市場で海苔が売られていたとはいえ、庶民には手が届かない高級食品で、この時代は上流階級である貴族のご馳走だったようです。

その後、江戸時代になると、将軍家に新鮮な海苔を献上するため、品川・大森を中心とする東京湾で、海苔の養殖が始まったことで、これまでより数十倍の海苔が市場に出回ることになり、海苔は江戸の特産品として庶民にも親しまれるようになります。

江戸時代中期になると、簀(す:すのこのようなもの)で抄く四角い板海苔が登場します。
すると、さまざまな具を芯にしてごはんを巻く海苔巻きが庶民の間で大流行し、屋台ずしと呼ばれる店も登場。江戸っ子たちは、現在のファーストフード的感覚で海苔巻きを食べていたようです。

このように、海苔の養殖は江戸時代から始まったものの、タネ付け作業はカンや経験だけを頼りに行われていたため、生産高は不安定で、長い間海苔は相場商品として「運草(うんぐさ)」と呼ばれていました。

しかし、時代がさらに進み昭和24年、イギリスのドリュー女史が海苔の糸状体を発見し、それに基づいて、それまで不明だった海苔がどのように生まれ、どのような成長過程を辿るのかといった海苔のライフサイクルが解明され、人工採苗の実用化へとつながりました。
戦後ゼロからスタートした海苔養殖は、さまざまな技術革新のもと年々生産量が増加し、現在では100億枚の安定生産体制をキープしています。

参考資料

海苔の歴史
https://www.yamamoto-noriten.co.jp/knowledge/history.html

海苔よもやま
http://www.j-nori.com/yomoyama1.html

全国でみっけ!セリザワもよう(その4) 「酒悦」② | SERI×SHIZU
https://serishizu.localinfo.jp/posts/7292305/

知らなくても困らないけど知っているとちょっとうれしい海苔のお話-その3-

ここからは、海苔の佃煮の誕生についてお話続けて参ります。


現在のような海苔佃煮の誕生

1871年(明治4年) 東京下谷池之端の「酒悦香泉」が海苔佃煮を創案したといわれています。
この「酒悦」という言葉。目にしたことがあるかと思いますが、これは以前番組(11/2「カレーな相棒。福神漬のお話」)で福神漬のお話をお送りした際にご紹介した元祖福神漬お店のことで、創意工夫が好きなこの店の主人15代野田清右衛門によって、海苔の佃煮も発明されたとのこと。

他、倉嶋とディレクター小出のお話は、ポッドキャストよりお聴きください。

参考資料

食べて分かった最強の「のり佃煮」頂上決戦!
https://www.bubble-b.com/?p=1920

ご飯のお供の定番【佃煮】江戸生まれの味のルーツを知る
https://thegate12.com/jp/article/251

郡山市民検定

このコーナーは、郡山を離れて30年経つ倉嶋さんが、きちんと郡山のことを覚えているいるかどうか確認するコーナーです。

生まれ育った地ですから知っていて当たり前の事なんですが、もし1問も正解することができなかった場合、郡山出身の西田敏行さんのモノマネをしていただきます。

3問全問正解を累計10回獲得した場合、心躍る素敵な商品をご進呈致します。


今回も…。

盛り沢山のお話となってしまい、構成上時間が足りないため、お休みとなります。

次回をお楽しみに…。

さて、本日は「知らなくても困らないけど知っているとちょっとうれしい海苔のお話」をテーマにお送りい知らなくても困らないけど知っているとちょっとうれしい海苔のお話たしました。

番組では、放送内容他、ポッドキャストのみ聴くことができる放送内容の予告、放送を振返る放送後記、そして、毎週月曜日に放送しているFMひがしくるめの放送内容など、ポッドキャスト配信をしています。

皆さんのお好きな時間に、お好きな楽しみ方を、ぜひお試しいただければと思います。

放送をお聞きいただいた皆様、メッセージをいただきました皆様、本日もありがとうございました。

番組では、特設サイトのメッセージボード、または、KOCOラジの メッセージフォームにて、皆様からのメッセージ、ご感想をお待ちしております。

次回も、「Blooming Days PLUS-日々是好日-」で、皆様とお耳にかかれることを楽しみにしております。