Blooming Days+, February’02|倉嶋桃子|79.1MHz KOCOラジ

Blooming Days - 日々是好日 -

Blooming Days+, February’02

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2021年2月2日(火)

みなさん、こんにちは。倉嶋桃子です。

少しずつ梅の花の便りなどが聞えてきて、スーパーにも春の食材が並ぶようになってはいますが、郡山の天気予報を見てみると、まだまだ雪の予報もちらほら出ており、油断が禁物な時期ですね。

さて、先日郡山の地元の新聞に、郡山西田町の「きのこ総合センター」で干し芋づくりが最盛期を迎えているという記事を見つけました。

昔から干し芋は大好きな食品ですが、地元郡山にいた頃は今よりもずっと多く食べる機会があり、当時食べていたものは、郡山産ではなく、茨城県産のものだったように思います。

調べてみると、やはり干し芋の生産のほとんどは茨城県で、特にひたちなか市が盛んな地域とのこと。
さつまいもの生育に適した土壌や、冬場に雨が少なく海風の吹く気候が、干し芋を乾燥させる工程に向いていたからのようです。

この干し芋、秋から冬の時期によく食べていたので、その時期が旬かと思っていたのですが、今は年間を通じて美味しく食べられる食品になっていて、旬がないとはいっても、秋冬の時期に多く出回っているようです。
その理由は、秋に収穫したサツマイモを貯蔵、熟成させ、甘みが増したところで蒸して干して乾燥させるので、美味しい干し芋がたくさんできるからということでした。

干したサツマイモは、自然の甘みが増すだけでなく、カロリーは生のサツマイモの約2.5倍、タンパク質は約3倍、カリウムは約2倍、食物繊維は約2.5倍、マグネシウムは約2倍と増えるそうで、干したことで水分が抜け、さらに天日干しの場合、太陽光の影響で水のような簡単な分子を分離して新たな化合物をつくる反応(縮合反応)により、栄養価が増すとのこと。

カロリーが高いところが気になりますが、食べ過ぎに気をつけながら冬場の健康食として、おやつの一つに加えてみてはいかがでしょうか?

参考資料

甘~くおいしく「黄金色」に仕上げ 郡山・干しイモ作り最盛期
https://www.minyu-net.com/news/news/FM20210128-580348.php

栄養たっぷりのスイーツ“干しいも”を食べよう!
https://blooming-days.njs.xyz/omw4

干すことでエネルギーも栄養価もアップする行動食 『干し芋』
https://blooming-days.njs.xyz/3gq5

それでは、本日の放送内容です。

「泣いた赤鬼」のお話の続きを考える-その1-

今日2/2は節分です。
節分といえば「鬼は外、福は内」と声を出しながら福豆を撒いて、年齢の数だけ(もしくは1つ多く)豆を食べる厄除けを行うという風習がありますが、この節分には欠かせない「鬼」という存在、悪いもの、良くないものとして問答無用に豆をぶつけられるわけですが、まんが日本昔話で放送されていた鬼にちなんだお話を調べてみると、その半分以上は人間には危害を加えていないということが判明いたしまして、昨日のFMひがしくるめの放送では、「昔話に出てくる鬼は本当に悪いやつだったのか?」をテーマに、桃太郎における鬼は悪者だったのか、悪いのはむしろ桃太郎の方ではなかったのかというようなお話をいたしました。

今日の郡山コミュニティ放送ココラジでは、心優しい鬼のお話として有名な「泣いた赤鬼」について色々お送りしたいと思っております。


「泣いた赤鬼」のあらすじ

泣いた赤鬼は、1933年、雑誌「カシコイ小学二年生」で連載が始まりました。
当時は『おにのさうだん』というタイトルでしたが、後に道徳の教科書に採用され、作者の浜田廣介(はまだひろすけ)の代表作となっています。

浜田は「日本のアンデルセン」と称されるほど、数多くの作品を生み出している児童文学作家で、純朴で温かい物語は「ひろすけ童話」と呼ばれ親しまれているほど。
小学校の道徳の教科書にも採用され、世代を超えて愛される物語です。

簡単にあらすじをご紹介致します。

浜田廣介(はまだひろすけ)『泣いた赤鬼』より

とある山に、人間と友達になりたいと願っている赤鬼が暮らしていました。「心優しい鬼の家です。どなたでも遊びに来てください。お茶もお菓子もあります。」と書いた立て札を家の前に掲げていましたが、誰ひとりとして立ち寄ってはくれません。
赤鬼は信用してもらえないことを悲しみ、立て札を外してしまいました。ひとりで落ち込んでいると、そこに友達の青鬼がやってきて、ある提案をします。
それは「青鬼が人間の村へ行って大暴れし、そこに赤鬼がやってきて青鬼をこらしめる。そうすれば人間たちは赤鬼が優しい鬼で、自分たちに害を加えないことを理解してくれるはずだ」というものでした。
作戦は無事に成功し、それ以降、赤鬼の家には人間たちが遊びにくるようになります。赤鬼は楽しい日々を過ごすことができました。
しかし、あの日以来1度も青鬼の姿を見ていません。気になった赤鬼が青鬼の家を訪ねてみますが、家の扉は締め切られ、誰かがいるような気配もないのです。扉の脇の張り紙には、「赤鬼くん、このまま僕と友達でいると、君も悪い鬼だと思われてしまう。僕は旅に出る。君のことは忘れない、いつまでも友達です」と書いてありました。
赤鬼は何度もその手紙を読み、涙を流したそうです。

今日は、この続きの気になる「泣いた赤鬼」。
このあと、どういう展開になればよかったのか、このお話の続きを考えてみたいと思います。

参考資料

『泣いた赤おに』は道徳の教科書にも!あらすじや教訓、浦沢直樹の絵本も紹介 | ホンシェルジュ
https://honcierge.jp/articles/shelf_story/7395

「泣いた赤鬼」のお話の続きを考える-その2-

調べてみますと、私たちのようにこの続きが気になる方がたくさんいらっしゃるようで、実はこの童話の発表後、著者である浜田さんの元に「赤鬼と青鬼はどうなったのか?」「続きが知りたい!」「また2人を会わせてあげて!」などと言う声が全国の子供達から寄せられたそうですが、著者の浜田さんは、「それはみんなの想像に任せます」と言って、結局続編は書かなかったそうです。

浜田さんの死から40年後。
とある企画で、一般から続編の募集があり、その中から優秀作品に選ばれた数点が紹介されていました。


優秀作品『泣いた赤鬼』の続き

その中からいくつかご紹介いたします。
優秀作品の中より

優秀作品『泣いた赤鬼』の続き①

青鬼は、赤鬼が村人たちと仲良くなったことをとても喜んだが、自分自身にはますます“悪い鬼”という噂が立ち、悲しい思いをしていた。
赤鬼に会おうと赤鬼の家に行ったものの、そこには毎日のように村人たちが遊びに来ているため、赤鬼にも会うことができず、1人ぼっちで寂しい日々を過ごしていた。
ある日、青鬼は木々の陰から村を眺めていると、どこから現れたのか黒鬼が村人を襲おうとしていた。とっさに青鬼は躍り出て、なりふり構わず黒鬼を懲らしめる。黒鬼は逃げていった。
すると青鬼も村人たちに認められ、村人たちと仲良くなることができた。
逃げ帰った黒鬼が顔を洗うと、赤い顔が現れた。黒鬼の正体は、顔に墨を塗った赤鬼だったのだ。

優秀作品『泣いた赤鬼』の続き②

赤鬼は村人たちと楽しく幸せな毎日を過ごしていた。
しかし、青鬼はどこに行ったのか、元気にしているだろうかと、赤鬼はずっと気になっていた。あるとき、青鬼が山の向こうの村の近くに住んでいるとの噂を耳にした。赤鬼は居ても立ってもいられなくなり、青鬼を探しに出かけた。
山を3つ4つ越えたあたりだろうか、赤鬼はようやく青鬼の住む家を見つけた。が、青鬼の家の前に村人がいたため、赤鬼は離れた場所から様子を見ることにした。
青鬼の家の前には「野菜をご自由に持っていってください」との立て札があり、その村の村人たちが大根やキュウリを持っていき、代わりにオニギリや川魚などを家の前に置いていっていた。村人が去ったあと、青鬼は家から出てきてオニギリをおいしそうに食べていた。
それを見た赤鬼は、青鬼には会わずに家を離れた。そして、自分の家に帰りながら、また泣いてしまった。
「青鬼くんが元気にしていた! 嬉しかった。嬉しくて涙が出てきた。
同時に自分が恥ずかしくて涙が出てきた。青鬼くんは自分の力だけで村人たちと仲良くなったのに、自分は村人を騙し、親友を裏切るという手段を使ってしかできなかったのに…」

参考資料

素晴らしい! 泣いた赤鬼 続編集 – 南九州の片隅から
https://blooming-days.njs.xyz/agfd

私たちが考える「泣いた赤鬼」の続き-その3-

倉嶋桃子が考えた「泣いた赤鬼」の続きです。


倉嶋桃子が考えた「泣いた赤鬼」の続き

人間たちと充実した日々を過ごしていた赤鬼ですが、青鬼に会えなくなったことで、心から楽しい日が送れていないことに気がつきます。
すると、ある時赤鬼は、お友達になった村人たちを集めて、話をすることにしました。

村人たちとお友達になれた理由は、自分がいい鬼だと信用してもらえるために、本当は心優しい青鬼がわざと悪者になる芝居をしたこと。
その結果、村人たちとお友達になれたこと。
また、「自分が、もし、もう一度時間を戻すことができたなら、村人たちとお友達になりたいと最初に看板を出した時に戻って、みんなに信用してもらえるよう、もっと自分から働きかけをしたいと思う」と告白します。

そこで、さらに赤鬼は、人間たちにあることを相談します。
「青鬼さんを探しに旅に出たいので、僕と一緒に旅をしてくれる人はいませんか?」と。
すると、5人の村の若者たちが手を挙げ、早速赤鬼と青鬼探しの旅に出ることになりました。

その旅の途中、いくつもの困難に出合います。
その困難に出合う度に、一緒に旅をしている村人たちと知恵を出し合い解決しながら旅を続けていました。
実は、その様子を、青鬼がこっそり見ていて、赤鬼の心の成長を嬉しく思っていました。

3年ほど経った頃、青鬼には出会えないまま、赤鬼と村人たちは、元の村へ戻ってきます。
村へ戻った赤鬼は、久しぶりの我が家へ戻ってみると、何やら美味しそうなお茶の香りがするではありませんか…。

不思議に思って、赤鬼は家の戸を開けてみると、「おかえりなさい。」とにっこり笑顔の青鬼。囲炉裏でお茶を入れているのです。
赤鬼は、青鬼の様子に驚きながらも「村の人たちと、青鬼さんを探しに行っていたのに、何処に行っていたの?」と聞きました。
すると、青鬼は、「どこにも行っていないよ。いつも赤鬼さんのそばで様子を見ていたんだよ。」と答えるのです。

赤鬼は、これまで青鬼を探しに旅に出た話や、探していた時の村人たちとの旅の思い出、青鬼を探すことができず落胆して帰ってきた話など、ものすごい速さで青鬼に話すと、安心したのか、囲炉裏のそばで寝てしまったのでした。

赤鬼の話をニコニコしながら聞いていた青鬼。
「これからもずっと友達だよ…。」
とつぶやくと、様子を見に来ていた人間たちから旅のお土産をもらい、ゆっくりと自分の家へ帰ってきました。

めでたし、めでたし…。

私たちが考える「泣いた赤鬼」の続き-その4-

ディレクター小出が考えた「泣いた赤鬼」の続きです。


ディレクター小出が考えた「泣いた赤鬼」の続き

僕は一体なんてことをしてしまったんだろう。
自分が人間と仲良くしたいばっかりに、青鬼くんを悪者に仕立て上げて、その挙句大切な友達を失ってしまった。
赤鬼は、後悔と青鬼に対する申し訳なさで涙が止まりませんでした。

「トントン」

その時、赤鬼は誰かに背中を叩かかれました。
振り返ると、そこには旅に出たはずの青鬼が立っていました。

「驚いた?ちょうど今帰っきたところ。どう?人間達とうまくやってる?」
青鬼は、何事もなかったかのように赤鬼に話しかけました。

「青鬼くん、ごめんよ。自分が人間と仲良くしたいばっかりに君を悪者にしてしまって。」
赤鬼は、涙を流しながら青鬼に詫びました。

「いいの、いいの、気にしないで。俺、一人でいるの好きだし。それにさ、商売柄、人間になめられると色々と問題あるじゃない。あ、これお土産ね。埼玉の十万石まんじゅう。赤鬼くんの好きな埴輪サブレは売り切れだった。ごめんね。」
青鬼はお土産の入った紙袋を渡しながら言いました。

「そんなことより赤鬼くんさ、この間も桃太郎に頼まれて鬼ヶ島で悪者やってたじゃない。裏でそういうことやってるの人間にバレたらやばいんじゃないの?大丈夫?」

「あれは、つまり、その。。緑鬼さんからの紹介で、緑だとイメージに合わないって断られた案件が流れてきて、人間が嫌いなわけじゃないし。」
赤鬼はもじもじしながら答えました。

「どういうわけか赤でお願いしますっていう案件多いからね。先々月の一寸法師の時もそうだったよね?緑鬼、俺も赤に塗り直そうかなって言ってたよ。それでさ、」
青鬼は、そばにあった石に腰を下ろすと真顔になって言いました。

「それでさ、こういう生活、そろそろどうかなぁって思うんだよね。なんていうの、将来設計っていうの。いつまでこの仕事できるかわからないしさ、老後のこととか心配じゃない?それでさ、今年からは仕事を節分一本に絞ろうと思うんだ。」

「ええええ?」
赤鬼は驚きました。

「実はさ、出雲大社行って話つけてきたんだよ。今後は悪役をやりません節分だけでお願いしますって。それと秋田のなまはげの枠が空いてるっていうから応募しておいたよ。赤鬼くんの履歴書も出しておいたから。人間と仲良く出来るしその方がいいでしょ?」
「青鬼くん。。」
赤鬼はまたシクシクと泣き出しました。

その後二人は、悪者役の一線から身を引き、年に1回の節分と大晦日だけなまはげとなって、人間たちと仲良く幸せに暮らしましたとさ。

めでたし、めでたし…。

郡山市民検定

このコーナーは、郡山を離れて30年経つ倉嶋さんが、きちんと郡山のことを覚えているいるかどうか確認するコーナーです。

生まれ育った地ですから知っていて当たり前の事なんですが、もし1問も正解することができなかった場合、郡山出身の西田敏行さんのモノマネをしていただきます。

3問全問正解を累計10回獲得した場合、心躍る素敵な商品をご進呈致します。


今回は…。

テーマが探せなかったので、お休みです。

次回をお楽しみに…。

さて、本日は「泣いた赤鬼のお話の続きを考える」をテーマにお送りいたしました。

番組では、放送内容他、ポッドキャストのみ聴くことができる放送内容の予告、放送を振返る放送後記、そして、毎週月曜日に放送しているFMひがしくるめの放送内容など、ポッドキャスト配信をしています。

皆さんのお好きな時間に、お好きな楽しみ方を、ぜひお試しいただければと思います。

放送をお聞きいただいた皆様、メッセージをいただきました皆様、本日もありがとうございました。

番組では、特設サイトのメッセージボード、または、KOCOラジの メッセージフォームにて、皆様からのメッセージ、ご感想をお待ちしております。

次回も、「Blooming Days PLUS-日々是好日-」で、皆様とお耳にかかれることを楽しみにしております。