Blooming Days,January’12|倉嶋桃子|79.1MHz KOCOラジ

Blooming Days - 日々是好日 -

Blooming Days+, January’12

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2021年1月12日(火)

みなさん、こんにちは。倉嶋桃子です。

寒い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
先日郡山市堂前町にある如宝寺(にほうじ)において、七日堂参りが行われたとのニュースをインターネットの記事で見ました。

こちらのお寺には、馬頭観世音が祀られていて、「馬が駆けるように早く願いごとがかなう」といわれる伝統行事「七日堂参り」が行われています。
昔、近所に住んでいた頃は、特に気にもせず、普段通る道のついでにお参りしていたものですが、無病息災や感染症の収束など、いつも以上に心を込めて祈りを捧げた方も多かったことでしょう。

こういった祈りを捧げる場所として、神社へ初詣に行かれるかと思いますが、そのタイミングで同時に厄払いを行う方も多いように思います。
今年は、我が家では厄年にあたる人がいなかったので、特にはお祓いはしていないのですが、厄年にあたった年は、必ず前厄からお祓いをするようにしています。

この厄年という考え方は、出典は曖昧なものの平安時代の陰陽道で説かれた考え方と言われています。
はじめの頃は、十二支占いを参考に算出された為、12年に一度となっていましたが、時代とともに年齢が変わっていき、江戸時代に入ってからは、今と同じ、男性は数え年で、25歳・42歳・61歳。女性は、19歳・33歳・37歳が厄年とされています。
この年齢が厄年となった謂れとしては、42歳は四二(死に)、33歳は三三(散々)、19歳は十九(重苦)という語呂合わせだったり、人生の中でだいたいそのあたりの年齢になると、男女ともに肉体的にも生活環境的にも、あるいは、対社会的にも転機を迎える時でもあり、その人生の節目を十分に注意して過ごすようにという説など諸説ありますが、災難が多く生じる面が強調され、その禁忌の感覚が強くなりましたが、七五三や成人式、一定の年齢になったことを祝う年祝いなどとともに、人生における通過儀礼として捉えることが大事とのことです。
厄払いについて|神社庁 https://www.jinjahoncho.or.jp/omairi/gyouji/yakubarai

この厄年、前厄、本厄、後厄のうちどういったタイミングで、厄払いや厄除け祈願に行くのがいいのかということですが、前厄の段階が理想的と言われています。
また、新年を迎える正月に、厄祓いをおこなうことが多いようですが、これに関係なく、お誕生日やお日柄が良い日などに、地域の氏神様の神社でお参りするだけでも十分ということです。

この厄払い、厄除け祈願、厄落としなどの習慣やしきたりは、地域によっても違いがあり、様々な形式があるようですので、お祓いやお参りを忘れていた場合は、その地域にある行事などをうまく利用するというのもいいのかもしれません。

それでは、本日の放送内容です。

減塩?無塩?お塩と体の不思議な関係~前半~

昨日のFMひがしくるめの放送では、人間や動物にとって、塩は必要不可欠なもので、食べ物と大きく関わり、体内でも多くの役割や機能を果たしているというお話をいたしました。

世の中を見渡してみますと、減塩ブームで「塩」そのものが悪者扱いされていますが、塩を摂らなければ健康かというと全くそうではありません。

今日は、塩と体の不思議な関係についてお話したいと思います。


一般的な塩分と病気の関係のお話

一般的に塩分の摂り過ぎは、高血圧をはじめ種々の健康障害をもたらすと考えられていて、高血圧治療のガイドラインでは、減塩が強く推奨されています。
これは、体内の塩分濃度を保とうと体がナトリウムを排出しようとするため、血液内の大量の体液交換が行われて、血圧の高い状態になることが原因だと言われています。

塩分を摂ったときの血圧の上がりやすさは個人差が大きく、それには腎臓の機能(悪くなるにつれ上がりやすい)、年齢(高齢になるほど上がりやすい)、性別(女性がやや上がりやすい)、人種(黒人は上がりやすく、白人はそうでなく、日本人はその中間ぐらい)、遺伝子(腎臓でのナトリウム排泄などに関係するいくつかの遺伝子)、レニンという血圧に関係するホルモンなどが関係していると言われています。
また、塩分の摂り過ぎで血圧が高い状態が続くと、血管や心臓に負担がかかり、動脈硬化や心臓肥大が進み、その結果、脳卒中や心筋梗塞、心不全、不整脈、動脈瘤、腎不全など、多くの循環器病が起こることになり、高血圧は循環器病の最大の危険因子と言われています。

最近の減塩調味料について

こうした塩分摂り過ぎを抑えるために、減塩調味料なるものが登場しました。

これは、お醤油やお味噌などの調味料に含まれる塩化ナトリウムの一部を塩化カリウムに置き換えたもので、若干の苦味はあるものの、塩化ナトリウムの量を減らしながらも同じように塩味を感じることができます。

体内では、カリウムは細胞の中、ナトリウムは細胞の外に多く存在します。
この濃度関係が崩れると、体内の水分の動きに異変が起きてむくみが生じたり、高血圧の原因になったり、体温調節が上手くいかなくなるなどの原因になります。
特に高血圧はカリウム不足が原因となる場合もあり、高血圧患者の食事療法は、食塩摂取量を減らすこととともに、カリウムの摂取を増やすよう指導されることもあります。

しかし、そんなカリウムも摂りすぎれば害になります。
不整脈等を起こし、下手をすると命に関わる場合もあります。
自然の食品から摂取する分には過剰症は起こりませんが、減塩調味料で摂取した場合には、カリウムの過剰症には十分注意が必要です。

また、腎臓が悪い人は、減塩調味料を使ってはいけません。
ナトリウムもカリウムも尿に溶けて排出されますが、血液をろ過して尿を作る器官である腎臓が悪いと、ろ過すべき血液のナトリウムやカリウムの濃度が高い場合に負担が大きくなってしまいます。
血圧が高いために調味料の利用を考えている人は、「減塩になるから」と安易に減塩調味料に手を出さず、まずは病院を受診し、腎臓に負担がかかっていないことを確かめてから使うことをオススメします。

そんな減塩調味料ですが、腎臓が悪い人にも最適な調味料があります。
それは、江戸時代、醤油の醸造法が発展するまでよく使われていた「煎り酒」という調味料です。
塩分量が非常に少なく、また自宅でも手軽に作れることからヘルシー志向の人が好んで使い始めるようになったのがきっかけで、2015年頃からテレビや雑誌などで取り上げられるようになりました。

煮きった酒、梅干し、昆布だし、鰹だしなどを煮詰めて作りますが、大さじ1の食塩相当量は、お醤油の1/10。
その分、味は薄めですがしっかり味がつくそうです。
実際に食べてみた人のお話では、「醤油のような単なる塩気だけでなく、ほのかな甘みと少しの酸味が加わったまろやかな塩気。そして最後に鼻を抜けていく爽やかなお酒の風味。味としては醤油よりもポン酢に近いかもしれません。」とのこと。

この調味料は、醤油の普及により江戸時代に一度は廃れてしまった為、21世紀にはほとんどその名を聞くことがありませんでした。
これは、当時高級品だったお醤油が関東でもつくられるようになり、価格が下がった事や、重労働者が大半だった江戸時代の庶民にとっては、あっさりとした煎り酒よりも、塩分の多い醤油のほうが好まれた為、廃れていってしまったといわれています。

番組特設サイトに詳しい情報を掲載します。
市販もされているそうですので、ぜひお試しになってみて下さい。

減塩?無塩?お塩と体の不思議な関係~後半~

さて、先程は、塩分のとりすぎは体に良くないというお話、塩分の少ない減塩調味料のお話をしましたけれども、ここからは、減塩とは本当に体にいいのか…ということをお話進めて参ります。


減塩は本当に体にいいのか?

ここまで、健康的な生活を送るためには、減塩した方がいいのではないかというお話を致しました。

現在では、塩分の過剰摂取を恐れるあまり塩分を控える人が多くなったため、極端な塩分の制限により塩分の不足が起きることがあります。
大量の発汗で水分とともに塩分が流れ出てしまった場合など、昏睡状態となって病院に運ばれる人や死亡する人も出てきています。
命を取り留めても、慢性的に塩分が不足していた場合、血中のイオン濃度を低いレベルで一定範囲に保とうとするように体が変化してしまっているため、一般的な塩分の補給量ではすぐに塩分が排出されてしまい、長期間にわたって塩分を大量摂取する治療を行わなければならなくなるそうです。

また、炎天下に運動をしたりすると、汗をかきますが、その際水分だけでなく塩分も排出されますが、それにも拘らず水分だけを補給すると血中のイオン濃度が低くなります。
すると、体は血中のイオン濃度を一定範囲に保とうとさらに汗をかいたり排尿しようとしたりするため、さらに水分不足となり熱中症や痙攣を引き起こす場合もあります。

さらに、塩の主成分であるナトリウムは、血圧を維持するために必要な成分である為、無理な減塩をして必要なナトリウム量が得られなくなってしまうと、全身に血液を巡らせるための生命維持に必要な血圧を保てなくなってしまいます。

特に高齢者は健康のために塩を控えることがありますが、塩を摂らないことで、喉の渇きを感じにくくなってしまい、脱水症状に陥るケースがあり、健康を害することになります。

江戸時代では「塩抜き」という極刑があったと書物に記されておりますが、人間から完全に塩抜きをしてしまうと1週間もたたずに元気がでなくなってきます。

「塩分」=「高血圧」という方程式がいつの間にか世に知れわたっていますが、日本人の場合そもそも塩分が高血圧に関係している方というのは、本態性高血圧(ほんたいせいこうけつあつしょう)つまり原因不明の高血圧と言われている方の中の4分の1くらいしかいないというのが現状です。

単に食塩摂取量を減らすためにみそ汁などの摂取量を減らすと、カリウムやマグネシウムといった高血圧を抑制する栄養素の欠乏を招く恐れがあるといいます。
みそ汁自体、マグネシウム摂取源として大切な料理ですし、みそ汁の具に用いる野菜やいも類にはカリウムが多く含まれ、海草や大豆製品にもマグネシウムが多く含まれていています。
さらに、煮ると煮汁に溶けだしてしまうカリウムやマグネシウムを、みそ汁の場合は丸ごと摂取できるので、血圧上昇を抑制する栄養素の摂取には最適といえるそうです。

精製されたお塩は、塩化ナトリウムの純度が高く、身体に取り入れられると、万病の元と言われる活性酸素が発生すると言われています。
また、塩化ナトリウムしか無いため、体内でのミネラルバランスが大きく崩れてしまい、内臓に大きな負担を与えます。

それに対し、天然塩は塩化ナトリウムの他、カリウムを含むさまざまなミネラルからできています。この微量なミネラルがとても重要なのです。
天然塩は精製塩と異なり、ミネラルバランスが既に整っているため、身体への負担はほとんどありません。
単にお塩を制限するのではなく、上質なものを摂取することが必要です。

まとめ

今日の放送では、塩と体の不思議な関係についてお送りしました。

人間の味覚は、加齢によって甘味、塩味が感じにくくなっていると言われています。
また、温度によって感じ方も変わり、食べ物が冷えるとより塩味は強く感じ、甘みは弱く感じるという性質や、空腹時には味をより感じやすくなります。

健康のために、ただやみくもに塩分を減らすだけでなく、体の仕組みをよく理解した上で、塩味を感じやすくするレモンやお酢などの酸味を加えたり、香辛料や香味野菜を使う、香ばしい焦げの風味を付けるなど工夫して、おいしく健康に減塩してみてくださいね。

参考資料

「天然塩なら多く摂っても血圧は上がらない」は本当か? | 練馬桜台クリニック
https://tinyurl.com/y3ajptsz

知られざるレモンの減塩効果 – レモンのチカラ | レモンを知る | ポッカサッポロ
https://tinyurl.com/yxsrkjnf

江戸の人々に愛されつづけた調味料「煎酒(いりざけ)」 | あんずのブログ
https://55anz.com/blog/irizake-introduction/

塩を控えすぎていませんか? ~予防医学から見る、減塩の弊害~ – 暮らしの読みもの – EM生活公式オンラインショップ
https://www.em-seikatsu.co.jp/contents/reading/detail.php?id=44

郡山市民検定

このコーナーは、郡山を離れて30年経つ倉嶋さんが、きちんと郡山のことを覚えているいるかどうか確認するコーナーです。

生まれ育った地ですから知っていて当たり前の事なんですが、もし1問も正解することができなかった場合、郡山出身の西田敏行さんのモノマネをしていただきます。

3問全問正解を累計10回獲得した場合、心躍る素敵な商品をご進呈致します。


今回のテーマ

今回は、「神社」がテーマです。
倉嶋さんは、元旦に初詣に行かれたそうですが。

■第1問

日本には全国およそ88000以上の神社があると言われ、そのうち福島県内には、3170の神社があり、全国でも5位に入るほど神社の数が多い県となっています。
福島県で3170ある神社のうち、郡山市には大小合わせるといったいいくつの神社があるでしょうか?

1.45
2.55
3.65

■第2問

参道の朱色の鳥居が壮観な高屋敷稲荷神社
宝永年間の飢饉の際に、年貢を免除してもらったことに感激して、正徳3年(1713年)に建立されました。
現在、鳥居は150基ありますが、戦前は4,000基もの鳥居が舞木駅まで連なっていたそうです。
このお稲荷様、神社ではよく狐を見かけますが、狐はあくまでもお使いであって、祀られている神様ではありません。
さて、お稲荷様とはいったいなんの神様でしょうか?

1.武芸上達
2.五穀豊穣
3.病気平癒

■第3問

旧国道4号とさくら通りが交差する付近に御影石の大きな鳥居がある安積国造神社(あさかくにつこじんじゃ) 成務天皇5年(135年)に郡山に鎮座されてから1,875年もの歴史がある郡山の総鎮守。
坂上田村麻呂が八幡大神をお祭りし、旗と弓矢を寄贈したことから、「八幡様」と親しまれており、初詣には毎年約8万人が参詣して賑わいます。

さて、ここで問題です。神社の名前にある「国造」ですが、いったいどういう意味でしょうか?

1.人の名称
2.職業の名称
3.お店の名称

以上、すべての問題の解答は、番組の中で。

さて、本日は「減塩?無塩?お塩と体の不思議な関係」の違い 」をテーマにお送りいたしました。

番組では、放送内容他、ポッドキャストのみ聴くことができる放送内容の予告、放送を振返る放送後記、そして、毎週月曜日に放送しているFMひがしくるめの放送内容など、ポッドキャスト配信をしています。

皆さんのお好きな時間に、お好きな楽しみ方を、ぜひお試しいただければと思います。

放送をお聞きいただいた皆様、メッセージをいただきました皆様、本日もありがとうございました。

番組では、特設サイトのメッセージボード、または、KOCOラジの メッセージフォームにて、皆様からのメッセージ、ご感想をお待ちしております。

次回も、「Blooming Days PLUS-日々是好日-」で、皆様とお耳にかかれることを楽しみにしております。